安心・安全のヘナ白髪染め

話題のヘナについて解説します。

そもそもヘナって何？

サロンなどでよく見かけるヘナという文字。どんな成分なのか、商品名なのか、詳しく知らない方も多いのではないでしょうか？

実はヘナは、インドや北アフリカ原産の、古くから染料などとして利用されてきた植物なのです。もちろん昔から白髪染めに使われていたわけではなく、肌に模様を描いたり、爪を染めて現代でいうところのマニュキュアとして使っていたようです。現在でもヘアカラーだけでなく、タトゥーに使用したり、薬草としての効果が高いため、漢方薬として利用する場合もあります。ヘナは100%天然素材。肌にも髪にも優しく、安心で安全な染料なのです。

そのままヘナの粉末を、ヘアカラーとしてを使いこなすのは難しいので、ハーブなどを加えて扱いやすくアレンジした商品が一般的です。

ヘナをヘアカラーとして使うには

ヘナは天然素材なので髪や肌への刺激はありません。むしろ、ケアする成分も含まれるため、継続して毛染めしているため髪が傷んでいる人だけでなく、肌が弱い人まで使える素材です。

ただ、ヘナそのものがオレンジ色の色素を持つため、オレンジ色になってしまった、赤くなった、緑色になってしまった、逆に全然色が入らないなどと、発色についての失敗談や、それを不安に思う声が多いようです。

たしかに、ほとんどのヘナ製品には化学染料が入っていないため、普通のヘアカラーに比べると、思ったような色が出にくいことがあります。ただ、色そのものは2～3日で落ち着いてきますので、染め上がりで判断せずに、少し時間を置いてみてください。自分に合う色を見つけるには、繰り返し利用して、染め上がりを確認していきましょう。

また、色素の定着にも時間がかかるので、放置時間は長めになります。1時間近くかかるものもあるので、商品購入時に確認を。使うたびにトリートメント効果があるものなので、回数や時間が髪の負担にはならないのが嬉しいところです。

以下、ヘナを使った白髪染めです。

• マックヘナシリーズ
  量販店などでもよく見かけるマックへナシリーズ。カラー展開も豊富で、染め上がりの時間も以前より大幅に短縮されています。初心者でも使いやすい商品ですね。
• ジャパンヘナ
  ヘナの先駆けともいえる商品。都内に直営サロンを持ち、産地での製造・開発にも取り組んでいます。成分を重視している分、施術にやや時間もかかるものの、カラーの種類も多いため、慣れてしまえば二度染めなどで自分なりのアレンジが楽しめる商品です。